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節分2020年02月03日
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2月3日は節分ですが、最近は豆まきよりも恵方巻の方が認知度が高くなってきている気がします。
豆まき用の大豆は、年の数だけ食べると言われてますが、私はもうそんな数は食べきれません(-_-;)
ただ、残った大豆をそのまま戸棚にしまっていたりするのはあまり良くないです。
今回は、大豆に限ったことではありませんが、貯蔵食品を狙ういくつかの害虫に
ついてお話します。
【マメゾウムシ科】
アズキゾウムシが代表的な害虫となります。
名前の通り、アズキを中心に食害する豆の大害虫です。
湿気が多いなどの保管状況が悪いと被害に遭いやすいです。
封をしっかりとして通気が良い暗所に保管するのが望ましいです。
【シバンムシ科】
タバコシバンムシが代表的な害虫となります。
タバコという名前がついていますが、乾燥した動植物やペットフード、畳等、その食性は幅広く世界的な貯穀食物の大害虫です。
幼虫は穿孔(穴あけ)の力が強く、ビニール包装に穴を開けることもしばしば見られます。
発生源を特定して、袋や箱ごと廃棄処分する必要があります。
成虫はエアゾール剤(スプレー式殺虫剤)や燻煙式殺虫剤などで駆除可能です。
【ゴミムシダマシ科】コクヌストモドキ類が代表的な害虫となります。
家屋内より、倉庫や工場等で見かけることが多い種類で、特に穀類の粉や殻が床に落ちていると発生しやすいです。
粉等の清掃が重要ですが、定期的に貯蔵された袋の中をチェックすることが望ましいです。
【カツオブシムシ科】ヒメマルカツオブシムシが代表的な害虫となります。
製粉や飼料工場等で見かけることが多い種類ですが、乾燥した動植物性食品を広く食害する世界的な貯蔵害虫です。
貯蔵食品は封をしっかりとして、暗所に保存するのが望ましいです。
いかがでしたでしょうか?
上記に挙げた害虫以外にも、生活に密接したムシの種類は数多くいます。
今後も、このような情報をお届けしたいと考えております。
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お知らせNews & Topics
- 2025年09月02日
- 9月に入りましたが、まだまだ暑さが厳しく異常な高温状態が続いています。
この状況は虫の生態サイクルも変化させます。
・雨が少なく巣作りが進む為、ハチが多くなる。
・8月が暑すぎて活動を控えた蚊が、9月以降活発になる。
・イエシロアリは気温30~35℃を好む為、被害が大きくなる。など
小さな虫たちの変化ですが、我々の生活を脅かすこともあります。
大切な住まいを守るため、害虫・害獣の事でご不安な時は、質問だけでも大歓迎ですので、ぜひ弊社までご連絡ください。
- 2025年08月05日
- ハチ駆除のお問い合わせが増えています。
特にアシナガバチ・キイロスズメバチのお問い合わせが多くなっております。
アシナガバチは鉢植えやウッドデッキなど低いところにも巣を作ります。
キイロスズメバチは天井裏や軒先など、比較的高い場所に巣を作ることが多いです。
この時期は巣も大きくなり生体数も増え大変危険です。
ご自身で無理に駆除なさらず、私ども専門家にお任せください。
- 2025年07月04日
- 例年より早い梅雨明けや、7月にしては高い気温などの異常気象の影響か、イエシロアリ被害相談が増加しております。
特に被害が大きいご相談が多く、お話を伺うと、家を建ててから一度もシロアリ防除をしたことがない方がほとんどです。
シロアリ被害予防は、専門家による早めの床下点検が肝要です。
室内の床が軋む、ドアが開けにくい、壁が変色しているなど気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください。